小さな畑日記担当の井原裕士です。
9月に入って急に涼しくなってまいりました。夜は涼しくなりすぎたくらいですが、クーラーいらずで寝られるのは快適ですね。忘れないうちに8月の畑の様子を記録しておこうと思います。

さて、8月下旬頃、小さな畑の鉢植えを置いてある一角です。サツマイモのプランターは辛うじて枯れることなく、元気に葉っぱ伸ばしてます。手前のニラはプランターを土入りで放置してたら零れ種から勝手に出てきたたやつ。種まきして芽が出なかったのや、余った苗を植えないまま放置したのもいくつか…。
IMG_3255
んで、その脇に2つクチナシを植えた鉢があるんですが、ここにはよくスズメガの仲間であるオオスカシバが産卵に来ます。
IMG_3268
春から夏にかけて周辺をブンブン飛びまくってて、蜂が来たか?!と焦るんですが、大概はこいつらで、ふわっとクチナシの枝に近づいては下腹を葉っぱの辺りに押し当ててプリッと卵産み付けていくんです。
若芽の先(人気スポット)や若い柔らかそうな葉っぱの裏(同じく人気スポット)、枝にも。見逃すと食べられまくって鉢植えが丸裸にされるので、時々チェックしては卵や幼虫を排除してたんですが…
IMG_3269
むむむ????!!
片方の枝が、かなり食われてるうううう!!
しばらく雨が続いてたのでチェックし損ねてたけど
いる!いるよ!!奴が!
IMG_3270
丸々太った、でけえのがいたあああ!!!!
(おわかりいただけただろうか(立木風の声で))

緑色のやつがいましたよ。大人の指サイズ。
苦手な方は続きは見ないでくださいねw。

あ、丁度ボケボケで撮れてました。
ピントが背景に合ってるわw。

IMG_3272
シャベルの先に載せたので大体のサイズがわかりますかねえ。結構デカイのでもう芋虫の最終齢っぽい。そりゃこれだけ美味しそうな葉っぱ食ってりゃでかくなるよね(泣)。
この大きさまで育った状態なら、追加の餌はさほど必要ないだろうと判断して、捕獲して羽化を観察することにしました。鉢植えの葉っぱがなくなっては困るしw。

プラスチックの虫カゴに入れて、地植えのクチナシの方から葉っぱを3枚ほどもいで入れましたら、モリモリ食べてプリプリ黒いうんこ出してました。(写真撮り忘れた。)
 その後、1〜2日は動いてたんですが、3枚目の葉っぱを少し食べ残した状態で、3日後には形も少しずんぐりした感じに縮んで色も変わり始めてました。プラスチックのカゴの隅で糸を吐いて簡単な繭状の壁を作ってる感じ。
IMG_3292
本来は地面に潜って安全な場所で蛹化するようなのですが、他に隠れるところが全くない状態だったので、箱の隅を選んだようですねw。
IMG_3294
捕獲から1週間後にはすっかり蛹になっておりました。
IMG_3296

IMG_3297
無事に生きていれば地面に潜ってから15日後くらいに羽化するはずなので、9月9日あたりから注意して観察しないといけません。気づいたらすでに朝、羽化が終わって成虫にたってことになるかもしれませんw。(以前3度ほどやりました。)

8月末頃に家の裏手の草刈りをした際にも丸々と太ったスズメガの仲間を見かけました。DSC_0220
こちらはセスジスズメの幼虫らしいです。そういえば3〜4日前に自転車のカゴに停まっている成虫を見かけたなあ。
グリーンカーテンにしてるナガイモの葉っぱを食害するのも、スズメガの仲間のキイロスズメだし、普段気づかないだけで案外スズメガは身の回りにいっぱいいるようですねえ。