6月初夏黒い

桑と言えば、養蚕のため飼料として思い浮かびますますが、「蚕が食う葉」から「クワ」と呼ばれる様になったのが語源とは知りませんでした。


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雌の木に咲く雌花の後には長さ5~14ミリほどの果実。初めは白っぽく、次第に赤、紫、黒へと変化しながら7~8月頃に熟していきます。黒紫が一番甘いです。

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白い糸の様なものは、クワノキジラミ。
幼虫で、お尻からロウを出し、長く固まったものがヒラヒラしている様です。
水分や養分をいただく様で、困った奴です。

ですが、コイツしか食べない「日本最大のテントウムシ」が居ると聞き、調べてみました。

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ハラグロオオテントウハラグロオオテントウは、クワの木につくクワキジラミがごはんなんですって。※この写真はネットから拝借したものです。参考にさせて貰いました。腹が黒色なのも分かって、ありがとうございます※


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葉の形は様々で、三又のものや楕円のものを見かけます。若い木では裂け目が多くなり、成木になると楕円や卵形になりやすいのだとか。いずれも先端が尖り、縁にはギザギザがあるのが特徴でしょうか。